コバエの駆除は生態を知るところから!

コバエを駆除するにはコバエの生態や発生場所をはっきりと知っておく必要があります。
そうすることで、コバエの駆除方法がはっきりとしてどうすれば駆除できるのかもつかめます。
今すでにコバエで悩んでいる人はこちらの情報を熟読してください。
必ず役に立つ情報があります。

害虫駆除:コバエの種類と生態

害虫駆除:コバエの種類と生態

コバエと一言にいってもいくつか種類があります。
コバエの種類ごとの特徴を知っておくことで駆除もやりやすくなります。
種類別に若干駆除方法も変わる可能性があります。
それでは、コバエの種類別の特徴を見てみましょう。

◇コバエの生態

ハエの中で体長が2mmや3mmなど微小なハエ類をコバエと呼びます。
コバエ類は体が非常に小さく、わずかな隙間からも侵入してきます。
また、食品の臭いに誘引されやすいハエの種類は、食品工場や飲食店、コンビニなどに飛来して、食品の周りを飛んだり、食品内へ潜り込んだりして異物混入することもあります。
コバエ類は飛来するだけでなく、少量の餌からも発生することができるため、わずかな厨芥や腐敗物を放置すると、屋内で大発生して問題になります。

◇コバエの種類

ショウジョウバエ類
ショウジョウバエ科に属するハエで、欧米では果実バエとよばれるように、腐敗した果物や樹液などによく集まります。
代表的な種としてキイロショウジョウバエとクロショウジョウバエなどが挙げられます。
キイロショウジョウバエは、体長約2mm、黄褐色で目は赤色をしています。
日本だけではなく世界中に分布します。
雌成虫は羽化後3~4日目で産卵をはじめて、発酵した腐植物質や酒粕、ぬか味噌、生ゴミなどに卵を産み付けます。
卵から成虫まで約10日間(25℃の温度条件下)という短い期間で成長して、一般家庭でも生ゴミを放置しておくと、どこからともなくすぐに集まってきて産卵してしまいあっという間に大量発生することあります。
成虫は室内の明かりにもよく誘引される。

ノミバエ類
ノミバエは体長2~3mm程度のコバエで、体色は黄褐色や黒っぽい色をしています。
腐敗物や食品に誘引されて隙間から室内に侵入してくることが多いハエです。
体が小さく、動きはすばやく、羽を使って飛びますが、食卓の上や壁面などを素早く走りまわる行動をします。
幼虫は主に腐敗した動植物質から発生して、ショウジョウバエと同じように、室内で発生しやすいコバエです。
その他、動物の排泄物や昆虫の死骸などから発生する種も存在します。

クロバネキノコバエ類
クロバネキノコバエの体長は約2~4mmで、体色は黒~黒褐色をしています。
体が小さいことと、建物周辺の緑地から発生し、室内の灯りにも誘引されやすいので、建物内へ侵入してくることも多いようです。
種類によってはジャガイモやキュウリなど作物の根部を加害します。
また、観葉植物など植木鉢が置いてあると、クロバネキノコバエが室内で発生してしまいます。

キノコバエ
キノコバエは、2mmほどの大きさで脚がよく発達し、活発に歩行するハエです。
観葉植物が置いてある周辺によく発生します。

チョウバエ
チョウバエは、5mmくらいの大きさで体全体が毛で覆われています。
台所、風呂場などの水周りによく発生して石鹸カスや皮脂汚れを好みます。

害虫駆除:コバエの発生源と原因

害虫駆除:コバエの発生源と原因

コバエを駆除するときは、生態と発生源を突き止めることが最優先です。
これらをしっかりとやることで、駆除も簡単にできます。

◇コバエの発生源

コバエは身体が小さいため、屋外の室外機や換気扇、網戸のわずかな隙間からでも簡単に侵入してきます。
また、産卵してから羽化するまでの期間が短いため、大量発生することもよくあります。

◇コバエの発生の原因

コバエを見かけたとき、1匹ではなく数匹から時には数十匹と大量発生していることが多いです。
これはコバエの産卵数や産卵期間が原因となります。
コバエの産卵から羽化までの期間は短くて、大体1週間から10日ほどでふ化します。
また、1度に産む卵の数は大体30?50個あり、羽化後も2?3日も経つとまた産卵します。
そのため、1度コバエが産卵すると、早い段階で大量発生してしまいます。
コバエを発生させないためには、日ごろからコバエを寄せ付けない環境を作ることが重要です。

害虫駆除:コバエの予防

害虫駆除:コバエの予防

コバエを寄せ付けないために一番大切なことは、常に清潔を保つということです。
普段から次のことを心がけておきしょう。

◇三角コーナーや排水溝はこまめに掃除

三角コーナーにゴミが溜まっていたり、排水溝が臭ったりしているのは、コバエにとって一番好きな環境です。
日頃からこまめに掃除を行い、こういう状態にならないように清潔を保ちましょう。
排水溝は台所だけではなく、お風呂や洗面所もこまめに掃除しておくことが大切です。

◇ゴミは密封しておく

ゴミ箱を常に開けていたり、生ゴミをそのままにしていると、ゴミから発生する臭いがコバエを寄せ付けてしまいます。
ゴミは臭いが漏れないように密封しておきましょう。

◇食べ残しや飲み残しを放置しない

コバエの中でも、ショウジョウバエは特にアルコールの匂いが大好物です。
食べ残しや飲み残しはその都度片付けてください。
放置すると大量に発生する可能性があります。

◇観葉植物やペットのフンにも注意を払う

台所や水回りだけを注意していてもよくなくて、観葉植物やペットのフンにも気を使う必要があります。
観葉植物の場合は腐ってしまうと大変で、根っこが腐らないように水のあげすぎには注意してください。
花瓶などの水はこまめに取り替えましょう。
また、ペットのフンも放置すると大変なので定期的に掃除し、コバエが寄るのを防ぎましょう。

害虫駆除:コバエの駆除

害虫駆除:コバエの駆除

コバエを駆除するときに何を使えば駆除できるのかを詳しく説明します。

◇めんつゆかお酢トラップで駆除する

なるべく殺虫剤を使用したくないという方は、めんつゆ・酢を使ってコバエを駆除できます。
使い終わったペットボトルを1/5のほどに切って、1㎝ほど水を入れ、その中に同じ量のめんつゆか酢を入れていきます。
酢の臭いが気になる場合は酢の量を多少減らしても問題ありません。
最後に食器用洗剤を数滴たらせば完成です。
コバエの身体は普段水を弾くようになっていますが、食器用洗剤に含まれる界面活性剤の効果で、水を弾くことができなくなり、一度トラップの中に入るとそのまま沈んでから死滅します。
すぐに効果が出ない場合もあるので1週間くらいはそのまま様子を見ましょう。
また、匂いを広範囲に広めるために、口の大きくあいた容器が効果的です。

◇スプレータイプの殺虫剤で駆除する

殺虫剤を使用するのがとても簡単な方法です。
コバエを見つけたら殺虫剤を吹きかけて死滅させます。
また、コバエが発生しそうな場所に吹きかけておくだけでも効果があります。
ただし、殺虫剤によっては全ての種類のコバエに対応してないこともあります。
対象のコバエやコバエが発生する場所によって殺虫剤を使い分ける必要も出てきます。

◇捕獲タイプの殺虫剤で駆除する

捕獲タイプの殺虫剤をコバエが発生しそうな場所に設置ます。
コバエが好きな香りでコバエを誘い、中に入ってきたコバエを絡めて逃さず死滅させるわけです。
また、天井からつるして粘着によってコバエをひっつけて捕獲するタイプもあります。
捕獲タイプの殺虫剤は、植物周りに発生するキノコバエや洗面所やお風呂に発生するチョウバエには効果がない場合もあります。
その場合はスプレータイプの殺虫剤と使い合わせると効果的です。

コバエの駆除は生態を知るところから!まとめ

コバエの駆除は生態を知るところから!まとめ

コバエを駆除するための生態や発生場所について詳しく説明してきました。
こういったことを知って初めて駆除方法を見つけられます。
具体的な駆除方法も記述しているので、ぜひ一度実践してみてはどうでしょうか。
必ず役に立つ情報となっています。

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