ネズミの種類とネズミ駆除についてプロが教えてくれます!

一言にネズミと言っても色々な種類がいます。
首位類毎に特徴や生態が違います。
それぞれのネズミの種類別に特徴や生態、そして駆除方法などをプロが詳しく説明してくれます。
自分でネズミ駆除をするにしても、理にかなったやり方を知っておかなければ役に立ちませんし、害虫駆除ができません。
実際にどのような害虫駆除方法があるのかを見てみましょう。

害虫駆除:ネズミの種類と特徴

害虫駆除:ネズミの種類と特徴

ネズミ駆除と言ってもネズミには何種類もいてそれぞれで特徴も違いますし生態も違います。
どのようなネズミの種類がいるのかを詳しく見てみましょう。

◇ドブネズミ

排水などから施設へ侵入し、食材の損失・病原菌の媒介・不快感等の被害をもたらすのがドブネズミです。
その特徴や効果的な対策を紹介します。

◇クマネズミ

クマネズミは天井裏や壁穴から侵入し、食材の損失・病原菌の媒介・不快感等の被害をもたらすクマネズミデス。
その特徴や効果的な対策をご紹介します。

◇ハツカネズミ

郊外地域の建物に侵入し、食材の損失病・原菌の媒介・不快感等の被害をもたらすのがハツカネズミです。
その特徴や効果的な対策を紹介します。

害虫駆除:ドブネズミの駆除方法と効果的な対策

害虫駆除:ドブネズミの駆除方法と効果的な対策

ドブネズミの特徴や生態について詳しく説明します。
それを踏まえて、ドブネズミ駆除方法や予防対策をしましょう。

◇ドブネズミの特徴・生態

ドブネズミの発生時期は10月~3月の寒い時期にかけてで、1月~2月の真冬にはピークとなります。
ドブネズミは主に都市の下水や地下街などに生息して繁殖し、排水溝を伝って施設内へ侵入してきます。
水洗トイレから建物内へ侵入することもあるのです。
また、石膏などでできた柔らかい壁であれば破って穴を開け、壁の裏から室内へ侵入してきます。
ドブネズミは、成獣で体長が約22~26cmと他のネズミの比べて大きく、排水に生息することで身体が濡れているため、粘着トラップ(捕獲罠)を設置していても捕まることなく容易に脱出することができます。
そのため、ドブネズミの場合は粘着トラップ(捕獲罠)を中心とした方法では完全駆除はほぼ不可能です。
駆除は専門性を要します。

◇ドブネズミの有害性と被害

ドブネズミはエサを求めて厨房や店頭、食材庫、倉庫などの食材、商品などをあさります。
精米や小麦粉、パン粉、肉類などを食い荒らして被害に合うことが多いです。

サルモネラ症
ネズミの糞尿中にはサルモネラ菌がいて、それが食品に接して増殖し、これを飲食することで腹痛・下痢・発熱などの症状を引き起こす急性胃腸炎などの食中毒を発症します。

レプトスピラ症
ネズミの尿から排泄されたレプトスピラ属の菌が水田や下水などに入りこんで、それに触れた人の皮膚の傷口などを通じて感染してしまいます。
1~2週間の潜伏期間を経て、高熱、黄疸(おうだん)、筋肉痛などの症状を発症し、場合によっては視力障害を起こすことがあります。

ツツガムシ病
ツツガムシ病とは、ネズミに寄生するツツガムシというダニに刺されると、リケッチア属の細菌が媒介されてから発症する病気です。
1~2週間の潜伏期間後発症し、高熱を発します。
刺された箇所は潰瘍となって全身にも発疹が出てきます。
治療が遅れると播種性血管内凝固を起こすことがあり、致死率が高まるために早期治療が必要です。

鼠咬症
ネズミに直接咬まれることでネズミの口腔内に常在する病原体(モニリホルムレンサ桿菌、鼠咬症スピリルム)が感染して引き起こしてしまう病気です。
5~14日の潜伏期間後、悪寒、発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛、リンパ節の炎症、全身の発疹を発症します。

◇ドブネズミの効果的な駆除方法と予防対策

ドブネズミは、粘着トラップ(捕獲罠)による完全駆除は難しく、最も効果的なのは殺鼠剤(さっそざい)と呼ばれる毒餌を使った駆除です。
ただし、殺鼠剤を用いた駆除は、効果を出すには適切な箇所へ設置する技術や、効果の度合いを正確に観測できる視点がとても重要です。
ドブネズミはクマネズミのように高所への移動を行ないません。
そのため、比較的容易に侵入穴が見つけられます。
屋根や壁に穴、すき間がある場合はそれらがドブネズミの侵入口となる確率が高くなります。
また、配線やガス管などの導入口周辺も壁に隙間が無いか、要チェックです。
穴やすき間は、パテ、セメント、金網、鉄板などで封鎖しましょう。
ネズミはエサを探して施設内に侵入してきます。
施設内にエサとなる食品カスなどのゴミは放置されていませんか?
放置することでネズミの発生を促進してしまいます。
日々の清掃もとても大切です

害虫駆除:クマネズミの駆除方法と効果的な対策

害虫駆除:クマネズミの駆除方法と効果的な対策

クマネズミの特徴や生態を詳しく説明します。
それを踏まえて、クマネズミ駆除方法や予防対策をしましょう。

◇クマネズミの特徴・生態・発生箇所

クマネズミの成獣は体長約18~24㎝です。
クマネズミは繁殖能力が非常に高く、生後90日で繁殖を始め、1頭から一度に約6頭の子ネズミを出産します。
これを年間に約5~6回繰り返すのでその繁殖力は非常に高くなっています。
寿命は約3年です。
発生時期は10月~3月の寒い時期にかけて発生し、1月~2月の真冬にはピークとなります。
クマネズミは運動能力が非常に高く、パイプや電気コードを伝って垂直方向の移動を容易に行えます。
そのため、建物の天井やビルの上層階にも侵入して、生息、繁殖してしまいます。
クマネズミは外から建物内へ侵入し、主に天井裏や壁内部の空洞部分に住みつきます。
そして、エサを求めて壁の穴やすき間などを通して厨房や食材庫、店頭などに出没します。
もともと壁に穴やすき間が無い場合でも、クマネズミは石膏などでできた柔らかい壁は食い破って穴を開けることができるため注意が必要です。

◇クマネズミの有害性と被害

ネズミはエサを求めて厨房や店頭、食材庫、倉庫などの食材、商品をあさります。
精米や小麦粉、パン粉などが被害に合うことが多々あります。
ネズミはサルモネラ症、レプトスピラ症(ワイル病)、ツツガムシ病、鼠咬症(そこうしょう)など、食中毒をはじめとする感染症を媒介します。

◇施設や設備を破壊

ネズミは伸びてくる歯を削るために食べ物だけではなく物をかじる習性があります。
石膏でできた壁や電信配線、ガスホースなどはかじられすいため注意しなければいけません。
内壁に穴を開けられると、新たなネズミの侵入口になってしまいます。
また、配線やガスホースをかじられると火災発生のリスクも高まり、必ず防ぐ必要があります。

◇クマネズミの効果的な駆除方法と予防対策

クマネズミは、屋根裏や壁の内部から室内へ侵入してきます。
そのため、屋外や排水から侵入するドブネズミと比べて侵入口を特定するのは難しく、専門性が必要です。
効果的に駆除するには、什器など設備の裏側に隠れた壁や天井裏の調査など全てをしっかりと行い、まずは侵入口を正確に特定すしなければいけません。
業者では、専門の技術者が暗視カメラによる調査やファイバースコープによる調査を実施しています。
業者に相談してください。
クマネズミは、学習能力が極めて高いネズミで、粘着トラップを避けて歩行してしまいます。
最も効果的な駆除方法は殺鼠剤(さっそざい)と呼ばれる毒餌による駆除です。
ただし、殺鼠剤を用いた駆除も、クマネズミは学習能力と警戒心が高いので、場合により捕獲しずらい可能性があります。
確実に駆除するには、クマネズミの行動パターンをしっかりと観察し、殺鼠剤をクマネズミに食べさせる技術が必要で、効果の度合いを正確に観測できる視点もとても重要です。
クマネズミは屋根や壁に穴、すき間がある場合はそれらがクマネズミの侵入口となります。
また、配線やガス管などの導入口周辺も壁に隙間が無いかどうかを、要チェックです。
穴やすき間があれば、パテ、セメント、金網、鉄板などで封鎖しましょう。
ネズミはエサを探して施設内に侵入してしまいます。
施設内にエサとなる食品カスなどのゴミは放置されていませんか?日々の清掃もとても大切です。

害虫駆除:ハツカネズミの駆除方法と効果的な対策

害虫駆除:ハツカネズミの駆除方法と効果的な対策

ハツカネズミの特徴や生態などを詳しく説明します。
それを踏まえて、ハツカネズミ駆除方法や予防対策をしましょう。

◇ハツカネズミの特徴・生態

ハツカネズミの成獣は体長約6~10cmとドブネズミやクマネズミに比べて小さくて、毛色は灰褐色をしています。
ハツカネズミは繁殖能力が非常に高く、生後わずか35日で繁殖を開始し、1頭から一度に約6頭の子ネズミを産み落とします。
この分娩を年間に約6~10回繰り返すのです。
寿命は約1~1.5年というのが一般的です。
一度建物に住み着いてしまうと完全駆除は難しいため、専門性が必要となります。
ハツカネズミは10月~3月の寒い時期にかけて発生し、1月~2月の真冬には繁殖のピークです。
ハツカネズミは主に郊外で発生するケースが多く、普段は草むらや畑、雑木林に潜み生活をしていて、寒さをしのぐためやエサを求めて建物内へ侵入してきます。
食品販売店や飲食店等では、客用出入口のドアのすき間や、シャッターと床のすき間から店内へ侵入することが良くあります。

◇ハツカネズミの有害性と被害

ハツカネズミはエサを求めて厨房や店頭、食材庫、倉庫などの食材、商品などをあさりにきます。
精米や小麦粉、パン粉などが被害に合うことがよくあります。
ネズミはサルモネラ症、レプトスピラ症(ワイル病)、ツツガムシ病、鼠咬症(そこうしょう)など、食中毒をはじめとする感染症を媒介することがあります。

◇不快感・風評被害・営業停止処分を招くリスク

ハツカネズミの臭い、排泄物、あるいはハツカネズミ自体が目に付くことで、顧客に不快感を与えることが良くあります。
また、このような状況によって風評被害を招いてしまい、その結果大きな経済的損失につながります。
衛生状況によっては行政による営業停止処分を招くという最大のリスクの可能性もあります。

◇ハツカネズミの効果的な駆除方法と予防対策

ハツカネズミを駆除するには、まずは侵入口を特定する必要があります。
ただし、ハツカネズミは非常に小さなすき間から建物内に侵入するため、シャッター、出入り口、通風孔のすき間など、ありとあらゆる箇所が侵入口となります。
そのため、決定的な侵入口を特定するには専門性が必要不可欠な駆除に対して効果的に駆除するには、まずは侵入口を正確に特定しなければいけません。
ハツカネズミは、ドブネズミやクマネズミとは違い、体長が小さく、学習能力があまりありません。
そのため、粘着トラップ(捕獲罠)と殺鼠剤を設置することで駆除できます。
ただし、確実に駆除するには、ハツカネズミの行動経路を正確に見極めてこれらを設置する技術がなければいけません。
また、ハツカネズミは繁殖能力が高く、群れを完全に駆除できているかどうかなど効果を正確に観測できる視点もとても重要となります。
ハツカネズミの新たな侵入を防ぐため、ドアやシャッターは開け放しに気を付けましょう。
ハツカネズミはエサを探して施設内に侵入します。

ネズミの種類とネズミ駆除についてプロが教えてくれます!まとめ

ネズミの種類とネズミ駆除についてプロが教えてくれます!まとめ

住宅で発生するネズミについて、その種類、特徴、生態などについてプロが詳しく説明してきました。
ネズミ駆除を行うにあたって何をどうすればよいのかもわかったのではないでしょうか。
自宅にネズミが発生した時には、ぜひこちらの情報を参考にネズミ駆除を行ってみてはどうでしょうか。

業界最安水準業界最安水準

【01月25日 12時06分現在】ただ今の時間、お電話すぐに対応いたします。お気軽にご相談ください。 【01月25日 12時06分現在】お電話すぐに対応いたします。