害虫の中でも非常に生命力が高く、増殖力も高いのがゴキブリです。
一度ゴキブリが家の中で発見するとなかなか撃退するのが難しくなります。
そこで、侵入してこないような対策をまずは行いましょう。
そのためのやり方について詳しく紹介します。
侵入した時にゴキブリ駆除方法を4つ紹介します。
まずは試してみて効果があるものを継続して行いましょう。

害虫駆除:ゴキブリとは

害虫駆除:ゴキブリとは

ゴキブリ駆除をする前に生態について知っておく必要があります。
ゴキブリがどのような生態なのかを見てみましょう。

◇生存条件

ものすごい繁殖力を持っているゴキブリですが、弱点はあります。
ゴキブリも動物なので、生きていくために何かしらの食べ物が必要になります。
何かを食べてエネルギーに変えないとどんなに繁殖力が強い生き物でも生きていけません。
つまり、ゴキブリの駆除を考えると、ゴキブリのエサになるような物を除去する必要があります。

◇侵入ルート

そもそもいつの間にか家に居付いていますが、ゴキブリはどこからやってくるのか?そんな疑問を抱いている人も多いのではないでしょうか。
家の中でゴキブリを見つけた場合、必ずどこからか入ってきたはずなのです。
ゴキブリの侵入ルートは、クロゴキブリとチャバネゴキブリとでは違います。
クロゴキブリは、屋内だけでなく屋外でも棲息していて、植え込みの下の地面などにいることもあります。
また、暖かい季節の時には夜の住宅街の道路を歩いている事もあります。
そんなどこにでもいるクロゴキブリなので、比較的簡単に家の中に侵入してきてしまいます。
これは要するに、1階や2階のような低階層になればなるほどクロゴキブリが侵入しやすくなるのです。
自力で高い場所に行けないので、高層マンションの上の階ではクロゴキブリの棲息率はかなり低くなります。
一方、チャバネゴキブリは屋内のみで生息するもので、屋外で生息する事は基本的に無いと考えて良いでしょう。
では、チャバネゴキブリはどうやって侵入してくるのか?
実はチャバネゴキブリは、荷物や食品などにくっついて移動します。
例えば段ボールの断面には隙間がありますが、この様な小さな隙間などはチャバネゴキブリの幼虫が隠れ家にしています。
また、生鮮食品はゴキブリの大好きな餌なので、それが入っている段ボールなどはチャバネゴキブリによって最高の環境です。

害虫駆除:殺虫剤の種類

害虫駆除:殺虫剤の種類

ゴキブリ駆除をするにはどんな種類の殺虫剤を購入しますか?
いつも使っている商品や知名度の高い商品を買うことが多いですが、殺虫剤にも種類があり大きく分けて4種類あります。
スプレーで噴射するスプレー型、毒エサを食べさせて殺す毒エサ型、煙などを部屋に充満させる煙型、粘着液で捕獲するトラップ型の4種類があります。

◇スプレー型

スプレー型の殺虫剤は、だれもが使った事のあるタイプの殺虫剤ではないでしょうか。
ゴキブリに直接噴射して殺す即効性が一番高い殺虫剤です。
一部の殺虫剤は殺虫効果が長時間持続する物もあり、ゴキブリの通り道に噴射しておくと効果的です。
しかし、一般的なスプレー型殺虫剤は直接ゴキブリに噴射させなければ駆除できませんので、素早く逃走するゴキブリに命中させるのは意外と難しいものでデメリットといえます。

◇毒エサ型

待ち伏せ型とも言われているこの毒エサ型は、ゴキブリが津理想な場所に置いておくだけの比較的簡単な方法なのでお薦めの駆除方法のひとつです。
ゴキブリは常に人前に出てくるとは限りません。
スプレー型を使う機会が少ない場合はこちらの毒エサ型がおすすめです。
スプレー型とは違って即効性はないのですが、この方法の良いところは二次効果を期待できることです。
二次効果とはどういうものかというと、例えば毒エサを食べたゴキブリがいたとして、そのゴキブリは一度巣に戻り、そこで糞をします。
この糞の中にも毒エサ成分が入っているので、その糞をほかのゴキブリが食べること撃退できるという二次的な効果が期待できます。
さらにゴキブリは他のゴキブリの死骸を食べる生き物で、語句を食べたゴキブリの死骸を食べたゴキブリにも殺虫効果が期待できるのです。
駆除業者の間でも効率の良い方法がこの毒エサ型なのです。

◇煙型

煙型も隠れているゴキブリを退治する効果があります。
即効性はありますが、一般の家庭では多少使いづらい種類の殺虫剤です。
なぜかというと、煙がかからないように食品や食器、衣類等を事前に片付けておく必要があるからからです。
パソコンや電子機器等にも事前にカバーを掛ける必要があり、手間が掛かり大変になります。
いざ、煙を充満させたら部屋を閉め切って数時間は入れなくなります。
このタイプ使うときは一日がかりの仕事になってしまうので、この様な方法を専門業者に相談した方が良いと思います。

◇トラップ型

トラップ型は殺虫剤のカテゴリとは少し違いますが、ゴキブリが粘着板の上を歩いたときに吸着して捕獲する方法で非常に手軽に出来ます。
一般の家庭でも良く使われている方法です。
トラップ型のメリットは殺虫剤の散布が必要無い事です。
ゴキブリが好きなエサの良い臭いでおびき出して捕まえるというシンプルなものですが、子供でも出来るお手軽な駆除方法です。
トラップ型を置く場合は、冷蔵庫や洗濯機の下などに置くと効果的ですが、水にぬれると効果が半減するので、水に濡れない場所である事を事前に確認しておきましょう。
2週間に一度は確認し、もし1匹も捕まっていなければゴキブリがほとんどいないという事で安心できます。
もし数匹捕まっていたら、再び同じ場所に新しいトラップ型を設置し、さらに2週間後に捕まっている数を比較して下さい。
以前より減っているのか、又は増えているかによって今のやり方とは違う駆除方法を検討する事も考えましょう。

害虫駆除:ゴキブリ対策

害虫駆除:ゴキブリ対策

市販の殺虫剤は比較的穏やかな効果を発揮してくれますが、多少なりとも毒性を持っています。
できれば殺虫剤を使用しないでゴキブリを駆除出来るのであれば、危なくなくてそれに超したことはありません。
本当は、普段の生活の中でゴキブリの発生を避けるように心がけることが必要になっています。
ではその具体的な対策を見てみましょう。

◇ゴキブリの侵入経路をふさぐ

玄関・ベランダでは、人の出入り時にゴキブリが侵入してきます。
玄関・ベランダの特性上、出入口を完全にふさぐことは不可能です。
そこでおすすめは、ミント・ハッカ系、柑橘系のアロマオイルを置くことです。
これらはゴキブリが嫌う臭いとして有名です。
またゴキブリの忌避剤は、100円ショップなどでも販売されていて安価で簡単に購入できます。
水で希釈をしてスプレーボトルに入れたものを、玄関に撒いておきましょう。
郵便物にゴキブリが付着するおそれもあるので、郵便ポストにもスプレーしておきます。
ただし、アロマオイルや忌避剤は、殺虫剤と比較すると効果が期待できないため、万一侵入したときに備えて撒き餌型の殺虫剤を置いておくと効果的です。
また、ベランダに植木や肥料を置いている方は特に注意してください。
植木や肥料もゴキブリにとっては格好の餌なのです。
プランターを選ぶときにも注意して底に隙間がないものを選び、肥料をベランダで保管する場合は封をしっかりしておきます。
植木には害虫駆除剤を定期的に散布しておくとゴキブリが寄り付きません。
不用品や置物などは適宜処分・整理整頓して、ゴキブリの住処となる場所をできるだけ減らすようにしましょう。


窓や網戸を閉めたつもりでも注意が必要です。
ゴキブリはわずかな隙間から侵入してきます。
わずか1.5mmでも隙間があれば、侵入可能だという情報もあります。
窓には必ず網戸を張って、侵入しないようにしましょう。
隙間や穴がある場合は、早めに100円ショップなどで販売されている隙間テープを使って隙間をふさぎます。
隙間テープは網戸と面する窓枠の外側に、窓を一周するようにして貼るだけです。
ゴキブリ以外でも、蚊やコバエなど他の害虫や、砂埃の侵入も防ぐことができます。

キッチンの排水口・シンク下の収納部・換気扇
シンク下の排水口には、隙間や穴がないか入念にチェックしてください。
もし隙間や穴を発見したら、ホームセンターなどで販売されている排水管用の隙間防止テープ(耐水)や、パテなどを使って隙間や穴を完全に埋めてください。
排水管は、排水管の形状を確認しましてください。
S字型の排水管なら、S字のトラップ部分に水が溜まるようになっているので、ゴキブリの侵入を防げます。
もしS字型ではない場合は、思い切ってS字の排水管に付け替えてみましょう。
ホームセンターなどで2,000円?3,000円程度で購入可能で、付け替えも意外と楽にできます。
ただし注意が必要で、賃貸物件だと交換してはいけない場合もあるため、事前に大家や管理会社に確認しておきましょう。
また賃貸物件の場合、シンク下やコンロ下の収納部が建物の基礎部分とつながっているときがあります。
ここに隙間があると、外部からの侵入されてしまいます。
目視で隙間がなかったとしても、確実にふさぐためにも板の接合部に隙間防止テープを貼っておくと安心です。

排水トラップ
ゴキブリ対策に効果を発揮するものとして、排水口の中の排水トラップがあります。
本来は排水口の臭いを防ぐためのものですが、排水口に蓋をすることでゴキブリの侵入も防ぐ効果があります。
排水トラップは、オンラインで購入することができます。

換気扇
換気扇の換気口からゴキブリが侵入してくることも考えられます。
換気扇の大きさに合った換気扇フィルターを取り付けておきます。

害虫駆除:ゴキブリを駆除

害虫駆除:ゴキブリを駆除

侵入経路をふさぐことに成功したら、次は家の中にいるかもしれないゴキブリを駆除します。

◇毒餌タイプ

毒餌置いておき、ゴキブリや卵を駆除するタイプです。

◇捕獲罠タイプ

ゴキブリを餌でおびき寄せて捕獲するタイプです。

◇エアゾールタイプ

ゴキブリに直接殺虫剤をスプレーして駆除するタイプです。

◇燻煙剤タイプ

部屋中に殺虫成分を充満させ、ゴキブリを駆除するタイプです。

◇忌避剤タイプ

ゴキブリが嫌がるもので寄せ付けないタイプです。
安全性は高いが、駆除はできない可能性があります。

◇毒餌タイプがおすすめ

これらの殺虫剤の中でおすすめは毒餌タイプで、ゴキブリが好みそうな場所に毒餌を複数個置いてゴキブリが食べるのを待つだけというものです。
通常、毒餌はおいてすぐではなく時間差で効果が出るため、毒餌を食べたゴキブリは巣に帰ってから死ぬことが多くなります。
巣に帰ってから死ぬとゴキブリは仲間の死骸を食べる習性があるので、巣にいるゴキブリがその死骸を食べるので非常に効果があるというわけです。
巣の中には当然メスもいるので、毒餌の影響を受けたメスの卵にも殺虫成分が作用します。
このように、燻煙剤タイプであればゴキブリを巣ごと退治できるので、家に潜んでいるゴキブリを一網打尽にできます。
毒餌の効果は半年ほど持続するというのが一般的で、よほど繁殖していない限りは、この期間内にゴキブリの駆除ができるはずです。
なお、毒柄タイプにも種類がいくつかありますが、卵にまで作用があるのはフィプロニル(フェニルピラゾール系)の成分を含むものです。
商品パッケージの成分を見てこの成分が入っている物を使うようにしましょう。

生命力が高いゴキブリ駆除はどうすればいいの?まとめ

生命力が高いゴキブリ駆除はどうすればいいの?まとめ

ゴキブリは外部から侵入してくるもので、侵入させないための対策や、万が一侵入してきた場合は、ゴキブリ駆除方法を詳しく紹介してきました。
どちらにしても必要な知識なのでよく読んでゴキブリ駆除に役立ててください。

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