ムカデによる被害を減らすためにも駆除が必須!そのやり方をプロが伝授!

ムカデによる被害は多くの過程で起きています。
田舎になればなるほどムカデの発生はあり得ます。
そんなムカデを駆除するためにも、ムカデの生態、そしてムカデの被害について知っておきましょう。
ムカデが発生した時に駆除をスムーズにできます。
できれば、ムカデを発生させないような予防をすることも大切です。
そのための対策法についても詳しく紹介します。

害虫駆除:ムカデの生態と被害

害虫駆除:ムカデの生態と被害

ムカデの駆除をするには、ムカデの生態とムカデによる被害がどういうものかを知ってこそ的確な駆除ができます。
ムカデの生態と駆除について詳しく紹介します。

◇ムカデの生態

ムカデは節足動物門のムカデ綱に属する動物です。
日本では約130種類のムカデがいますが、その中でもトビズムカデやアオズムカデなどが有名です。
トビズムカデは体長10~15cmと結構大型です。
ムカデは体型が細長く、体の各節からは脚が1対ずつ生えていて、頭部には、毒をもった巨大な顎(あご)があります。
毒にはヒスタミンやポリペプチドを含んでいて、咬まれると蜂に刺されたときと同じような激痛が走るため非常に危険な動物です。
治療には抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏が効くとよく言われていますが、実際は刺される前に塗らないと効果がありません。
腫れがひどい場合は水で湿布し、できるだけ早く病院へ行いかなければいけません。
ムカデは夜行性で、昼間は倒木や石、落葉の下などに隠れています。
家屋へはゴキブリなどの餌を探すため壁面に沿って侵入してくることがよくあります。
特に5月頃~夏にかけてよく見かけます。

◇ムカデの被害

ムカデは土壌環境の上で生活していますが、時に人家周辺で発生したムカデが建物内に侵入して人を咬んで問題が発生しています。
接触すると咬まれることがあり、有害な害虫であることは間違いありません。

害虫駆除:ムカデを駆除方法

害虫駆除:ムカデを駆除方法

目の前にムカデがいるけど、どうしたらいいの?と検索されてここに来られた方も多いのではないでしょうか?これといった対策がない場合でも、ムカデを退治する方法はいくつかあります。
これから紹介する3つの方法のなかで自分でもできそうなのをやってみてください。

◇箸でムカデをつまんで熱湯にいれる

とにかく部屋を汚さずにキレイにムカデを駆除したい方にこの方法はおすすめです。
ムカデは熱湯を浴びると即死するので、とても効果的な駆除方法となります。
あらかじめ熱湯を入れたバケツなどを用意しておきましょう。
ムカデをトングや菜箸など長めのものでつまんで、熱湯の入ったバケツにポイッと放り込めば、駆除完了です。
この方法が一番部屋を汚さないで駆除できる方法になりますが、生きたムカデを箸でつままなければならないという危険が伴います。
一発でやりきれればよいのですが、うまくつまむことができなければ、逃げられてしまったり、逆襲にあったりして危険ですので、注意をしてください。
生きたムカデをつまむ行為自体もハードルが高く、どうしても自分ではできないときは男性に頼むか、次の次のムカデに熱湯をかける方法を試してみてください。

◇ムカデに熱湯をかける

ムカデは熱湯をかけられると即死します。
これを使わない手はありません。
前述の方法と逆の手順になりますが、熱湯をムカデにかけるとムカデが即死するので、箸で死んでいるムカデをつまんで処分するという駆除方法になります。
生きていようが死んでいようがムカデを箸でつまむのに抵抗があるとは思いますが、すでに死んでいる動かないものをつまむほうが難易度はぐっと下がります。
どうしても箸でつまむことが難しければ、掃除機で吸い取ってしまうこともできます。
もともと水なので、駆除スプレーと違い、ニオイやベタつきが残らないのもポイントが高いです。
熱湯を使用するので、熱に弱いものや電子機器など濡らしてはいけないものの近くで作業をしないように注意しましょう。

◇スリッパや丸めた新聞紙で叩く

すぐにお湯が使えない場合は、一番原始的ですがスリッパなどで叩いて殺しましょう。
スリッパの他にも丸めた新聞紙、ハエたたき、雑誌などがあります。
思う存分叩いてください。
急所はズバリ頭です。
ただ、あまり叩きすぎると体液がでてしまうこともあり、そうなってしまうと後処理も大変になるので、ある程度ムカデが動かなくなったら、熱湯につけて確実に殺しましょう。
兎にも角にもムカデを取り逃がすことだけは絶対に避けたいものです。
部屋の中にムカデが潜んでいる、そう思ったときは常にムカデがいないか注意しながら暮らすのは、精神的に参ってしまいます。

害虫駆除:ムカデの予防と対策

害虫駆除:ムカデの予防と対策

ムカデは野外の土壌環境で発生し、建物の方へ近付いてきて室内に進入してくるのが問題となります。
発生源対策は難しいので、ムカデ対策で最も有効な対策方法は、建物周囲で駆除することと室内に侵入させないようにすることです。

◇ムカデの侵入防止

あらかじめムカデ用の薬剤を家屋の周囲(外周)に帯状に散布し、建物に徘徊してくるムカデを駆除し侵入を刺せないようにします。
ムカデ用の殺虫剤は粉タイプや粒(ツブ)タイプの殺虫剤がたくさんあります。
ムカデの体に薬剤が付着して、すぐに効果が現れます。
薬剤処理後、雨が降ると流されてしまう場合があるので、できるだけ壁際などなるべく雨で流されにくい箇所へ散布してください。
液体殺虫剤は、壁面などにも散布できるため、施工場所に対応して使い分けることができます。
また、玄関ドア下の隙間にも殺虫剤(粒剤やスプレー)をあらかじめ散布しておくと、ムカデが薬剤の散布面に触れて致死したり、忌避してから侵入してきません。
マンションなどで、粉剤や液体の薬剤が散布しにくい場合やベランダ・窓枠・換気口など粉剤がまけない所には、スプレー殺虫剤を噴霧して、ムカデの侵入を予防します。

◇ムカデ予防対策

ムカデの隠れ家(潜み場所)をなくす効果として、家屋周辺にある雑草の除草や、廃材・がれきの処理、落ち葉を捨てるなどの清掃作業も重要です。

害虫駆除:ムカデを退治するために常備しておきたいオススメグッズ

害虫駆除:ムカデを退治するために常備しておきたいオススメグッズ

さきほどは駆除するための対策をしていなかった時の対処法を紹介しました。
熱湯を使うという手軽なもので駆除することはできますが、熱いものを取り扱うので火傷が心配です。
また、ムカデにうまく熱湯をかけることができるのかどうかも心配です。
もちろん、スリッパや丸めた新聞紙を利用してムカデを駆除する原始的な方法でも駆除は可能ですが、もっと簡単に駆除できるいろんな駆除グッズが存在します。
その中でも一番おすすめなものを紹介します。

◇フマキラー殺虫スプレー 凍殺ジェット

とにかく噴きつけるだけで退治できる手軽さと、いつ現れても対処できるという安心感が得られるのが駆除スプレーです。
ムカデを殺す薬剤は入っていませんが、その代わりものすごく冷たいガスが入っています。
要するに冷たいガスをムカデに噴き付けて凍らせて退治しようというやり方になります。
スプレーには-85℃と書いてありますが、-85℃のガスが噴射されるのでなく、85℃下げることができるガスが入っているというのが本当の意味です。
この商品の一番の特徴は、殺虫成分が全く入っていない点です。
子供やペットがいるご家庭でも薬害がないために安心して使えますし、その上ニオイやベタつきが残らないので、室内でつかっても大丈夫です。

◇ハッカ油スプレー

ムカデはハッカのにおいを嫌います。
そのため、ムカデ対策でハッカ油スプレーを使うことで、忌避効果(ムカデを近寄らせなくさせる)が期待できます。
ハッカ油スプレーを作る際に必要なものは以下のとおりです。
スプレーボトル・無水エタノール 10ml(消毒用の場合は13ml程度)・精製水(水でもよい) 90ml・ハッカ油 3ml(60滴前後)を用意します。
作り方は、エタノール、精製水、ハッカ油をスプレーボトルに入れて混ぜるだけで完成です。
素人でも簡単にできます。
あとはムカデが侵入しそうな場所にスプレーを拭き掛けるだけでいいのです。
ハッカ油を使うメリットは、小さい子供がいるご家庭などでも安心して使えるという点です。
殺虫剤の場合、小さい子供のいる家庭で使うと、薬剤を吸い込んだり、皮膚についてしまったりして身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、ハッカ油はムカデだけではなくゴキブリ、蚊などほかの害虫の対策にもなります。
ハッカ油を使うときのデメリットもあり、完全にムカデの侵入を防ぐことはできないということです。
そもそもハッカ油はムカデといった害虫を近寄らせないための専用に作られたものではないからです。
ハッカ油にあまり大きな期待をして使わないほうがよいでしょう。

◇木酢液スプレー

次のムカデ対策に木酢液スプレーを使う方法です。
こちらもムカデの嫌いな臭いを発するため、ハッカ油スプレーと同じように忌避効果があります。
まず、木酢液スプレーを作る際に必要なものは次のとおりです。
スプレーボトルに木酢液を10滴・水を100ml、そして、木酢液と水をスプレーボトルに入れ混ぜれば、木酢液スプレーの完成です。
完成した木酢液スプレーは、ムカデの侵入経路に撒きましょう。
また、木酢液にもムカデ以外の害虫を寄つけにくくする効果があり、脱臭効果もあります。
ただし、木酢液スプレーもハッカ油スプレーと同じように、ムカデの侵入を確実に阻止できるものではありません。

◇石灰

ムカデ対策グッズに石灰を使うという方法もあります。
上のふたつと同様に忌避効果が期待できます。
その方法は、家の庭に石灰を敷くだけで済みます。
庭に敷いた石灰は、湿気によって強いアルカリ性となり、ムカデの侵入を防ぐ効果を発揮します。
石灰はホームセンターなどの園芸コーナーで簡単に手に入れることができますので、こちらも比較的簡単なムカデ対策となります。
しかし、石灰を撒いても効果がなかったという方もいるので、確実に効果があるとはいえないようです。

ムカデによる被害を減らすためにも駆除が必須!そのやり方をプロが伝授!まとめ

ムカデによる被害を減らすためにも駆除が必須!そのやり方をプロが伝授!まとめ

ムカデの発生を防ぐための予防策や、実際に発生した時の駆除方法について詳しく紹介してきました。
ムカデの予防ができれば一番いいのですが、完全にムカデが寄り付かないようにはできないために、駆除と両方で対処できれば生活の中でムカデに悩まされることもなくなるのではないでしょうか。

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